広報したいと思うとき考えたいこと

このような商品を作ったけども 広報したい、このようなサービスを作ったけど広報したい、このようなイベントをしたいけど 広報したい。そのようなご相談をよく受けます。

物事を広く伝えることには3つほど方法があります。

1つは良いサービスをつくり、WEBやSNSに上げると自動的に広まっていく。

1つは Web 広告、新聞やテレビ広告などを使って 強制的に人に知らしめる。

1つはクラウドファンディングなどの仕組みを使って共感を得ること。

色々な手法がありますが共通して言えることがあります。

それはコンテンツの内容が本当に世の中に役立つか、人に役立つかということです。

人に役立つことは放置していても広がっていきます。逆に思い込みのある事柄では伝わってはいきません。むしろマイナスイメージを広めます。

広告という手法はお金を払って無理やり人を説得しようとする行為です。単発的にうまく伝わっても長くは続きません。

俗に ロングセラーという商品があります。分かりやすく言えば 食品でのり玉 ふりかけみたいなものです。目立たないけれども売れ続けます。おかずが作れなくても凌げる主婦を支えてきたのかもしれません。

仕事でも同じです。一瞬だけ頑張ってもダメで長く地道に貢献することが大事です。

話は広報の話に戻りますが、一瞬で多くの人に物事を伝えることはとても困難なことです。

人の信用も同じで友達になったり恋愛感情になるのは多くの時間が必要です。

なので長い目の広報と言いますか長い目の活動を伝えていくことが大事です。短い時間で信用を得ようとするのは逆にとても危険なように思います。

普段の生活で言えば、友達と約束を守ったりすること、お金の貸し借りをしないということ、あるいは無理な押し付け や 頼まれごとを受けないということも、長く信用を保つことにつながるかもしれません。

広報をしたいという方はよくその本質を考えてからでないと、後で信用を失墜するので十分注意したほうが良いと思います。

長く広報デザインの仕事をしてきて、光と影を見てきたので記しました。

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