東京出張

今回は包装パッケージ関係の展示会に行きました。パッケージデザインに何して500社程度が提案をしていましたが、キーワードとしては機能、環境、デザインの三拍子が整っている所は引き合いが多かったと思います。この三つのうち一つでも欠けると商売には繋がらない、そう感じました。

商品を包み運ぶためのパッケージではありますがデザイン性や環境性能など商品の一部をなしていると感じます。

パッケージのコストというものは例えばギフト500円のものであれば50円であったり大体1割前後が限度価格と思われます。それよりも安く魅力的であれば優秀なパッケージだと思います。

この世界は様々な提案がなされていますが可能性はまだまだあると思います。

消費者が商品を選ぶとき4秒で印象が決まると思います。

それには、よりエモーショナルで直感的に本能を刺激するアプローチですが必要です。これは理屈ではありません。言うなれば音楽のサビのようなものです。魂を揺り動かすものです。

心の底から楽しめるそんな商品でないと展示会に出る必要はないと思います。

隣の展示会で地方銀行主催のグルメフェアみたいなものをやっていましたのでこちらも見ました。

日本全国の地域産品や6次加工品など様々な商品が陳列されています。ただ残念なのはどの県も同じようなものがあり見る側にしてみれば新しい発見はありませんでした。どれも時間をかけて設備投資をし商品開発をしてきたものばかり。

でも、何か作らなきゃいけなくて作ったという感があります。

遊び心や挑戦というものがあまり感じられません。仕事の延長で稼がなきゃという感覚。

面白くないんです。必死なんです。

おもしろく仕事しないとお客様には伝わらない。そのように感じました。

目次