先日、能登半島に行ってきました。輪島、珠洲と一周してきて記録の映像を撮影してきました。既に報道でご存知の通り かなり 壊滅的な状況です。肉眼で見ることも大事ですし、それによって何ができるかを現実的に考えることができます。
復興という2文字に表現するにはとても困難な長い道のりだと思いました。言い方は不適切ですが 戦争の空爆のようなものです。家が倒壊した 状況は筆舌しがたい景色です。人が跪いて倒れているようにも見えます。家=人生そのものなので、多くの家が崩壊しているのを見ると絶望感を感じます。
これから前向きに生きていくためには希望という2文字しかありません。生易しい言葉ですがそうとしか言いようがないのです。人間は体があるということがスタートライン。どのようなゼロ 環境にあっても心を前向きに持つことしかありません。
これは 被災しなかった人たちにとっても同じことが言えます。毎日を不幸と思うか、これから前向きに生きようと思うかは共通の課題。
私もこれまで大きな挫折が2回ありました。そのようなことがあっても決してくじけてはならないと思います。小さな希望、夢を語ることが大切です。それは金銭的な豊かさや物質的な豊かさではないかもしれません。目の前の人や協力してくれる人に感謝することだと思います。
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