自分もいいかんじの年齢になってきて、周りの友人と飲んでいても、「最近の若いもんは」と良く耳にするようになりました。
つまり自分たちは昭和世代で、星飛雄馬のように仕事一筋で働いてきて師弟関係もしっかりしていたのに、今の若いものは、マイペースで利己的だという事です。
でも、この感覚は、時代の変遷に対して保守的になる危険性があると思います。つまり、自分たちの価値観はそのままで良いのですが、それを若い世代に押し付けてはならないということです。
あるいは互いの価値観を認め合えればよいということかもしれません。
コロナのこともあり、仕事の価値観も随分変わりました。全てがリセットされて、今までのことが「あれ?」これなんの為にしていたのかな?と疑問を持つこともあります。
それが良い意味の反動を与えたかもしれません。
仕事のスタイルや指針に関しては、若手のアイデアを組み入れ、半分くらいは聞き入れて協業するスタイルも良いと思います。全て任せるというのでなく、文化や可能性を聞き入れるということだと思います。
これは木の年輪みたいなもので、季節季節や経年によって、層や境界はできるのですが、木としては強固な幹になっていくようなもの。
世代世代の価値観は毎年変わります。良い意味で積み重なっていけばよいと思います。