デザインを経営に生かす

年始に自社の新聞15段広告を入れます。

デザイン事務所が、自社の広告を入れるというのは、業界的にはあまりない話かもしれません。

クライアントの会社の宣伝の補助的な役割として捉えられがちですが、そうは思っていません。

私たちとクライアントが独自の価値観で市場をつくるのです。

利益を求める会社のデザイン

地域に寄与する行政のデザイン

もやもやした事業のスタートアップデザイン

では、具体的にどうするか

1 ミッションや課題を整理

2 進む道を定義

3 会社の外側の見える部分のデザインと、内側の社内の意識を纏める

このような流れです。

作業は大体半年から1年かかります。

特に1は大切です。選択と集中、顧客のリアルな掌握など低姿勢の作業です。

そういえば、余談ですが、昨日NHKで、「ロンドン山本五十六」を見ました。

帝国海軍が、理想だけ掲げて、負ける戦争に突入していってしまった話。

これは2022国の予算が107兆円で1/3を赤字国債で賄って延命している今の日本への皮肉だと思いました。

国や政治が日本人を助けるとか、養っているという古い考えては捨てて、「働きやすい世の中」を作るのが良いと思います。

例えば、税金を安くしたり規制を緩和すること。

所得税、法人税、相続税、住民税、全て5%にする。労働基準法や、許認可制度の撤廃、その代わり巨額の社会保障費は削減して個人責任に任せる。

自由競争が、できるようになればと思います。

と、なんだか、デザインと脱線した話になりましたが、つまり国に頼らず、経営の足下を固めねばならないという共通点があります。

この新聞を見た方でデザインを経営に生かしたい方はご一報ください。

ydp@yoshita-design.com まで。

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