ネットやSNSがより便利になるにつけ 同時に フェイクやフィッシング詐欺といったものが横行してきています。メールに関しては今や本当か嘘かわからないくらい巧妙です。技術的には AI などを使うなどして 信憑性の高い見せ方を創作することができると思います。
人間は高等でかるがゆえ、そのロジックを掴まれると騙されやすい動物と言えます。
どんどん高度なネット社会にあって私たちは何を真実として生きていけばいいのでしょうか。セキュリティの確保はいたちごっこです。これには2つの考え方があります。1つ目は、ネット社会にディープに入りすぎずアナログな人間関係を信用すること。2つ目は、高度なネットワーク社会に順応していくこと。
私はこのような仕事をしていても、1つ目のアナログな信用を推します。理由は シンプルです。人がネットワークを使うことが大事で、ネットワークに人が使われてはいけないからです。
大事なのは眼の前にいる人の信用。遠くの顔の見えない人との希薄な関係に頼りすぎてはいけないのです。これはネットリテラシーとは異なった考え方で、ネットモラルという分野の話です。これは多くの人に学んで欲しいと思いますし、そのような啓蒙活動を充実していきたいと思います。