若者が早く会社を辞めてしまう理由について
ずっと考えています。僕らの世代から言えば、若い人は辛抱が足りないとか我慢が足りない、あるいは石の上にも3年といったことが基本でした。口から泡を吐こうが徹夜をしようが仕事を完遂するものだと考えていました。またそれが苦ではありませんでした。
そんな事を言うと、猛烈昭和時代と異なり今はスマートな仕事のスタイルに変わったと言われそうです。
また、若い人が早く辞める理由として疲れた上司像を見ていて、未来に失望し、このような上司になりたくないと早めに撤退するということも聞きます。確かに疲れるからそういう顔にもなります。
様々な状況を聞くにつれ 一つの回答があります。どちらにしても人のせいにできなくて自分に返ってくることなので、自分で身のこなし方を学ぶ必要があるということ。1つは若い時代に苦労せず、楽しくほんわかな学生時代を過ごしていた人にとっては社会は地獄でしかありません。
自分の理想や夢は1%も叶えられないと思います。しかも認めてもらえることもありません。子どもではないのだから。それが普通であり当たり前と認識することなのかと思います。
だから若い人には社会はオアシスでなく、地獄で辛いことを早い段階で認識してもらうことは必要かと思います。
そういう私は退廃的な考え方かといえばそうでもなく、苦労が普通だと思ってるからそれはそれでハッピーです。
この地震、コロナより酷いという呟きを聞きます。能登を中心とした被災地以外でもかなり仕事に影響が出ていて、石川はひとつの生き物なのだと思います。それでもこれが普通と思い前向きに生きていかねばならないと思います。