経営者が経営に悩んでいたり、顧客がなかなかつかなかったりする時、経営者はサービスの改善をしたり価格を下げたりセールしたりといった発想を行います。
でも同じようなことはどのような会社でも考えていてその競争から抜け出すことは到底できません。
ではどこに視点を持つかというと それは 顧客になった時の価値感を持つことです。いわば 全く反対の立場で物を考えるということです。
顧客はいいものを安く いつでも買えることを求めます。当然のことです。
実はこのことは誰にでもできることです。同じ業種に長く居るためにそのような発想がなかなか持てない時は、他社で繁盛している店を見れば良いのです。なぜ繁盛しているのか ホームページを見れば一目瞭然です。
自分の判断が正しいと思っていては何も始まりません。あくまで 顧客の話に耳を傾け 何が メリットなのかを考えるべきです。
通常 サービスを提供する側はお客のニーズを聞くと面倒なことだったり利益が上がらないことが多いです。しかし、そこを解決してサービス提供を行っていくことがビジネスのスタートに立つとことに繋がります。
ある、事例を話します。
腕利きの料理人が、絶対的な味の自信をもって独立開業しました。確かに味は美味しい。しかしお客様が続かない。それは盛り付けやインスタ映えしないという現代の課題に対応できていないからでした。
そんなことをしなくても腕があれば、ということが過信のひとつです。
もし、気づいていれば他の能力のある人にコツを習えばよいのです。あるいは多少のコーディネート料を払い解決するのです。
小さな課題をひとつひとつ解決することで、それがひとつの改善フォーマットとはり激的に好転することが多いものです。
まずは他社に習い、小さな改善から実行してみてはどうでしょうか。