日本がだめになった理由

日本はイノベーションに遅れ世界から2周遅れと言われるようになった。産業構造改革が遅れたとか、技術の空洞化になったとかものづくり産業が衰退したとか色々言われている。

それを政治のせいにする傾向もある。つまり国民一人一人がダメな人間で政治家に責任を押し付けようとしている。そもそも政治家を選ぶ国民のリテラシーが低いということもある。

そう国民はリテラシーがない。目の前の経済対策やお金のばらまきにホイホイと喜んでしまう。利権主義で長いものに巻かれてしまう。目先の儲かりそうなことを仕事にしたり自分の心を満足させるために不要なものにお金を払ってしまう。

SNS やインスタ映えに喜んでいるけれどもそれがどれだけ自分の将来や国の将来に役立っているのだろうか。アメリカのベンチャーはこのようなユーザーを小さな奴隷と思ってると思う。

今日も80歳くらいの年配の政治に関わっている方に色々お話を聞いた。約50年前に日本は無駄な投資を散々してきたそれが今の国の足かせになっていると。深い積年の後悔が滲んでいた。

地方に様々な箱物作り色の活性化と言ってきたが全て赤字で重い荷物になっている。

行政や政治家がその場しのぎでビジネスのアマチュアであったからである。またそれにつるんだ業者も甘んじてきた。赤字国債が1200兆円になり、お金を刷ればよいという馬鹿げた思想まではびこっている。

つまり政治家地方活性化というものに何一つプラスになることはしてこなかったということである。

今日本が一番大切なこと。イノベーションといったものではなくまずはリストラだ。不要なものを捨てることだと思う。

不要な組織、不要なもの、不要な仕組み、無駄なもの、未来に繋がらないものを精査し捨てること。

では誰がそれを判断し実行できるのか。政治家や企業の社長ではない。

あなた自身だ。私も含めて自分だ。

生き方に夢を持つことだ。人は何もしてくれない、他力本願でなく不安を払拭するだけの行動と夢を持つこと。何も打算を考えず一秒一秒自分に投資することを考えたい。

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