ネーミングが9割

先日兵庫のes小山さんに寄る機会がありました。こちらは小山ロールというロールケーキを軸としたスイーツショップですが、店舗デザインや店内POPが卒なくまとまって良いデザインでした。

良いデザインとは分かりよくキャッチや商品名を伝えているという意味です。

ネーミングが9割とタイトルに書いたのは、商売はそこでほぼ勝算が決まってしまうということです。情報過多の時代に、3秒で共感して購買に結び付けるには、もたもたくどくど説明していてはスルーされます。そこが一本筋が通っていると販売効率が高くなります。

ネーミングは奇をてらわないことが重要です。読み方が分からなかったり、読んでも意味が分からないものでは駄目です。子どもからお年寄りまで、しかも偏りなく理解できることが重要です。

凝ったネーミングは深い関係になってからゆっくり説明できる機会があれば別ですが、かなり小さくディープなマーケットに限られてきます。

商品企画のスタートとしてのネーミングは、商店から大企業まで、組織に関係なく重要です。

複雑で難解なキャッチやネーミングはスタート地点で負けているようなもの。それならば、むしろ進めないほうがましなくらいです。

ネーミングは全てのビジネススタートライン。切り口を掴めば大きなチャンスがあります。

写真は小山ロール

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