インターネット広告の経験と現実

弊社がインターネット広告を初めて10年ほどになります。この間様々な経験をしてきました。

今日はその実例の一部を紹介します。

YouTube 広告 Facebook Instagram 広告を1年間に500万円ほどの予算で執行した結果です(コンテンツ企画制作と配信)。再生数は合計で75万回ほどでした。ホームページに誘導したレスポンスは平均2.5%ほどです。3万回は閲覧されています。配信単価は約7円、レスポンスは約270円です。

テレビや新聞と比べると内容は異なりますが、ホームページへの誘導をメリットと考えると精度は上がっていると思います。もちろんインターネットやスマホを使っている人に限られますが、今では年配の方もほぼスマホは使っているので現実的な結果です。

これは新規の顧客開拓には有用な手法だと思います。ネット広告は、今までのメディアと異なり、配信エリアや年齢、そして趣向も選べるため、数打てば当たるといった憶測にとどまらない広告が可能です。

経験の中でひとつだけ特筆するならば、ランディングページの内容と、その商品力の魅力です。企画やサービスがどこにでもあるものでしたら打率は低くなるでしょう。むしろしない方が得策かもしれません。

弊社は過去30年近く、チラシやグラフィックデザインをしていた会社ですのでランディングページの表現手法のノウハウは活かせました。

あと、民間の商材販売と別に、公共性のある啓蒙活動は、ネット広告のプッシュ型広告に適しているといえます。国や行政の活動で、伝えることが公共の役に見合う内容です。犯罪から人を守るための生活保護活動などが挙げられます。

いずれにしても、伝える技術の自由度は上がりました。コミュニケーションを基本事業とした弊社が取り組むべき分野といえます。

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