牛首紬チェアSOLA–tsumugi2 限定販売 (ライフインデックス90周年企画)
牛首紬× lifeindex ×日進木工 コラボ企画
座面が伝統的手法で繭から絹を取り、糸を染色し、機織り機で手織りし、椅子の木材は数年かけて乾燥し特殊電磁加工で湾曲させる技法を使うという、途方もない手間暇をかけた希少な椅子です。6脚のみの限定品です。
座面に使われる牛首紬は旧白峰村(現白山市)で800年を超えて受け継がれてきている絹の織物です。玉繭から伝統の技で手挽きされた玉糸を使用し、熟練の職人の手作業で織り上げられるもので西山産業がその技術を継承しています。また、家具を製造する日進木工は創業70年を超えた高山の家具メーカーで飛騨の匠の精神を引き継ぐ家具職人が、現代のライフスタイルに合わせ、細手のシンプルモダンな家具を製造しています。ライフインデックスは鶴来町を拠点とする家具販売会社で古くから桐箪笥を製造販売してきました。
●牛首紬の歴史
牛首紬(うしくびつむぎ)は石川県白山市に平安時代(平治の乱1159年)牛首に流れてきた源氏の落人、大畠某の妻女が機織の技を白山白峰に伝授したのがその始まりとされています。白峰は、霊峰白山のふもとに位置する典型的な山村で、積雪が3~4メートルにもなる有数の豪雪地帯です。一帯は傾斜地で耕地が少ないことから、古くから「出作り」という農業形態が発達しました。これは、家から十数キロ離れた山奥に小屋を持ち、春になると家族全員がそこへ移り住んで雑穀農業を行い、晩秋に収穫物を持って家へ帰るというものです。 出作り者にとって、重要なものが養蚕でした。貴重な現金収入の手立てとして必須の作業だったのです。できた繭は生糸になるものだけが売買され、それ以外はくず繭として扱われました。そのなかに、二匹の蚕が共同で一つの繭を作る「玉繭」がありました。この玉繭を主として織られてきたのが牛首紬です。 雪に閉ざされる長い冬、女たちは糸を紡ぎ、機を織りました。
●牛首紬の魅力
紬織物と絹織物の両面を秘めた独特の地風にあるといわれています。美しく強く、肌になじみ、最高の着物の着手たちを唸らせてきたその味わいは、全生産工程を一貫して行う、という全国でも極めて珍しい方法によって生み出されています。
地域の独特な色味と文様は懐かしさの中にもモダンな雰囲気も醸し出しています
●日進木工
家具を製造する日進木工は高山で1946年からスコップや鎌の柄から創業し、地元の学校の椅子や机などを制作してきました。近年は独自の製剤技術を駆使したデザイン性の高い家具を制作されています。木製品の手触りで培った技術で、海外での展示会やグッドデザイン賞の受賞など積極的な企画に取り組んでいます。
●ライフインデックス
鶴来で家具を販売するライフインデックスは、1934年(昭和9年)創業で石川県鶴来を拠点として、婚礼家具の桐箪笥・和家具の製造からスタートしています。現在は時代の変化に合わせた多様なモダン家具を取り扱っています。そのセレクト力には定評があり若いご夫婦からご年配の方まで家具にこだわるユーザーに愛されています。
今回はSOLA-tsumugi2 (そらつむぎ2)いう名称で3色限定6脚のみ販売いたします。こちらは日本ではここしか買えない、あるいは世界でもここしか買えない希少価値の高いものです。
●ヨシタデザインプランニング
石川県で企画プロモーションを行なっているデザイン会社です。今回の企画を担当させていただきました。
●購入要望の方
ヨシタデザインプランニングまでお問い合わせください。限定6脚のみの生産です。ydp@yoshita-design.com TEL 076-232-5442 (担当 よした)
牛首紬チェアSOLA-tsumugi2 ウォールナット(紺色) サイズ:W580×D535×H705 SH440 ¥207,900 税込
牛首紬チェアSOLA-tsumugi2 ブナ(ストライプ) サイズ:W580×D535×H705 SH440 ¥172,700 税込
牛首紬チェアSOLA-tsumugi2 オーク(ベージュ) サイズ:W580×D535×H705 SH440 ¥189,200 税込
送料別途
●お問い合わせ
フォームまたはお電話でお問い合わせください 076-232-5442