事業承継については様々なパターンがあると思います。株式の売却、経営者の交代、内部組織の変更など存続するためにいくつかの手法があると思います。
継続するだけではなくこのタイミングで不採算部門のリストラや、新規事業への転換などが考えられます。
またリブランドなど企業のイメージを一新するということも考えられます。
どのような手法がよいのか分かりませんが、社長の権限委譲を基本として、会長職か相談役に1割くらいの役務で残ることが理想かと思います。
株式はなるべく身内の移動で収めます。経営譲渡ではなく、あくまで業務移行と存続を重視する考え方です。
そのような中で、既存のお客さんや暖簾を守りつつ新しいスタンスを再度構築します。
特に社歴の長い老舗企業においてはその信用は厚いものですが、それゆえあぐらをかいてきたという事情もあります。
経営者の高齢化や跡継ぎの不足など、避けられない時間経過はあるので、急に対策を行うのではなく1〜2年の準備期間を設けて生まれ変わる計画を作るとよいかと思います。
そのようなお手伝いができればと思います。