新しくこんなことしたい、あんなことしたい、そんな経営者や起業家が多いです。
でも漠然とした構想やビジョンがあっても絵にできない形にできないというジレンマがあります。
経営者の方はいつも新しいことや時代の変化に対して漠然とした課題を持ち、それを解決すべく新しいアイデアを描き続けています。
そのふわっとした、モヤモヤっとしたビジョンを形にするお手伝い、それがデザインの仕事でもあります。
いわばビジョンを消費者に伝えるための通訳的な役割です。
その手段は、昔と違って新聞やテレビと異なり、今や Web サイトや動画 SNS といったコミュニケーションが重要になってきています。
そのような社会状況の中でわかりやすくビジョンを形にして消費者に届けることはより困難になっています。
しかし大切なのは新しいサービスを自信を持って提案しつづけることです。但しだれかの真似ではだめです。新しい便益である必要があります。
どこかにあるようなサービスあるいは値段で勝負するようなサービスはどれだけ良いデザインで PR しても売ることは難しいでしょう。一時的には売れても息切れしてしまいます。
物やサービスを売るという単純な目標では今の時代では生き残っていきません。高い理想や誰もが共感するビジョンがありそれを支持してもらえるという思想が大事だと思います。
経営者の思う理想のビジネスを明瞭に、さらに効率的に役立つようにデザインしていく、それもデザイナーの仕事です。