福祉とデザイン

最近、福祉関係のデザインの取り組みをしています。

がん患者さんがヨーグルトの蓋を開けやすくする自助道具の開発を、石川県がん安心
生活サポートハウスはなうめさん、北陵高校さん、石川県工業試験場さん、ホリ乳業さん、 石川県リハビリテーションセンターさん、金沢福祉用具情報プラザさんらと産官学連携ということで取り組んでいます。

私はもともとロゴデザインなどのグラフィックが専門ですが、パッケージデザインやプロダクトデザインなどの使いやすさに関わることもあるのでアドバイザーとして参加させて頂いています。

みなさん、専門分野の方々なので、動作に関するディテールが詳しく私も勉強になります。

がん患者さんの悩みは抗がん剤で握力が低下したり、しびれたりして日常的な動作が困難になることにあります。健常者が暮らしの中で何気なく作業していることができない、例えばペットボトルの蓋を開けられないなど。

余談ですが、私は今、左肩が腱板損傷で上がらないのですが、服を着ることでさえままなりません。体を洗うことも難しかったり。こういったちょっとした動作不良で不便なことが多いと実感しています。

工業製品や商業商品は健常者を基準に考えられていますが、がん発症率が1/2と言われる現代において、早めに色んな基準を見直すことは大切かと思います。

これは人のためであり、自分のためであると考えています。

基準の見直しと、便益の追求は余白の多い重要なデザイン分野だと思います。

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