新規起業の相談やサポートの話があります。
夢と期待が膨らみますが、ちょっと一息待って下さい。
数字的な現実を見てみますと
たった5年で60%が倒産廃業します。
中小企業庁のデータをもとに算定すると、創業5年の企業の生存確率は約40%しかありません。 起業は人生をかけてするものと思いますが、たった5年で60%の会社が倒産廃業するのです。更に10年では90%が廃業します。
単なる廃業であればお気軽ですが、負債を負ったり社会的信用が失墜します。
事業をスタートするには下記の検討が最低必要です。
●仕事の流れ
課題→事例調査(国内国外)→マーケット規模→解決策検討→市場優位性→事業リスク→計画実行判断 (する・しない)
ただし、このような判断も一年後には環境が変わり、描いたものに合致しないことも考えられます。
だから、常にリスク回避の考え方は大切です。あるいは社会の環境変化に敏感になり柔軟に変化できるようにしておくことです。
ちなみに弊社には借金がありません。だから何時でもやめられるし、方向転換もできます。それが気楽ですし、新しいことに対応する余白があります。
なので、小さな事業からスタートする場合は2〜3年のキャッシュフローを黒字にしておくことをおすすめします。