警察の事件の捜査などに際して使われる表現で、現場にこそ解決への糸口が隠されていて、100回足を運んでようやく発見できるという意味です。
私は新卒で入った会社がディベロッパーだったので、ゼネコンから来たベテラン上司がよく口にしていたのを覚えています。
建設現場でミスがないように、あるいは現地を正視して、細かな部分を見逃さないように、という意味で使われていました。
仕事で最も怖いのは「思い過ごし」で進めてしまうこと。「きっと、こうだろう」が思わぬミスを招きます。
仕事は低姿勢が大切。
現実をよく見て、事を見極めることが成功に繋がると思います。
最近本で読んだ一節に「明らめる」というフレーズがありました。投げ出して諦めるのではなく、語源は明らかにする、だそうです。
現場百遍はそれにも通ずる言葉です。