今読んでいるのは実践行動経済学という本。こちらはノーベル経済学賞を取ったリチャードセイラー氏による選択誘導により世の中が変わるというもの。彼はリバタリアン・パターナリズムという選択アーキテクチャを提唱しています。それは人にとって健康で豊かな暮らしができる「選択」を守るというもの。利益主義経済優先ではなく、むしろ道徳的ともいえる経済の仕組みへの誘導。思えばデザインや広告も如何に消費者のモチベーションを高めて売り込むかに注力してきたマーケティング業界。何が人の暮らしを豊かにするか思想を持つことが大切だと思います。
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