日本の中小企業は日本の99.7%を占めていると言われます。中小企業は大企業の下支えをしているという捉え方があるかもしれませんが実はそうではありません。中小企業があるから大企業が成立しているといます。かくなる 大企業も最初は5人 や 10人の会社であったことは言うまでもありません。長い間に小さな蓄積を積み重ね改善を重ねた結果、貢献度の大きな会社になったのでしょう。そこには下請け会社や雇用される人も含まれています。
小さな会社が大きく成長する時に何がきっかけになるのでしょうか。仕事には同じチャンスが同じだけ巡ってくるはずです。そのチャンスを拾うか拾わないか聞くか聞かないか、また、それを実行するかしないかそれの繰り返しだと思います。小さな会社では一人一人の個性が生きることが大切です。それは 歯車と言ったものではなく一つ一つの高性能な部品が緻密に機能し合い仕組みとなっていくようなイメージかと思います。
またそれは目標や目的があって動き出すものです。目指す方向が曖昧だと外的にも 内的にも力が集中できません。
しかし、目標があっても言葉にしたりビジュアル化できないこともあり、そこが経営者の悩みであったりします。
では、デザイン会社の使命は何か。少なくとも 中小企業ではデザインや 広報に力を入れられていない会社が多いです。何かしなくてはと思いつつも、そのノウハウが専門性が高く取り入れることができないことが多い。とても魅力的な技術を持っていても外に発信する力がないということです。あるいは気持ちはあっても 人為的に足りない、あるいはその余力がない場合があります。
今やっている活動を客観的に見て コンパクトに情報をまとめ そして 効率よく発信するそのパッケージング と言うべき作業が重要だと考えています。デザインや広報を外注するというのではありません。情報整理をしてあげて、助言し外側に発信してあげるのです。
今 弊社が担当している会社様は 社員数が10人から100人程度の中小企業が多く、WEBの広報やリクルート、店舗のデザイン、時には商品開発の一翼を担うこともあります。そのようなサポートをすることで企業が命を吹き返すこともあります。時には飛躍の礎になることもあります。広報デザインのパートナーとしてそのように 中小企業をサポートしていきたいと考えています。それが日本の心底の活力を復活させるようにも捉えています。