仕事の30周年を迎え 過去のことと これからのことを考えてみました。今までは 中小企業の広告支援や広告投下というものを行ってきました。今でもオールドメディアからネットメディアに移行する中で同様の広告配信事業は多いです。しかしこれからは大量の広告というよりも、まずは 企業の等身大のあり方を整理整頓しそれをブランド 作りに置き換えていくことを重視したいと考えています。広告というものは費用を大量に投下すれば多くの人に届けることができますが、一方で いらない広告を捨てていることにもつながります。
情報化の中で競争は激しくなる一方で大事になるのは個性です。これは 人間社会でも同じかもしれません。同じ 勉強をしていれば役立つ というものではなく一人一人の個性が生きていく時代です。これは 企業でも同じこと かもしれません。企業の理念も当たり前すぎるものではなく個性を持ちそこで 独自の理念や技術を磨き、そこで働く社員も個性を生かしきるということが重要です。
そんな意味で杓子定規ではなくその企業が持つ個性を引き立てることを重視する ブランド戦略を立てたいと考えています。ブランドコンサルティングという肩書きは非常に怪しく捉えられるかもしれませんが 過去の経験を生かし なるべく 寄り道をしないシンプルな思考と戦略に収束させていきたいと考えています。
企業の経営というものはユーザーの意見を聞くとともに、その中でもある種の指標を出していかなければ勝ち残っていけません。これはネットやSNSを駆使するという以前の話です。シンプルな思考に収束していく、そして経営を美しくしていくという形容になるかもしれません。
シンプルで美しい経営、それが企業の経営デザイン の指標です。そのような形で これからは、中小企業にとって、シンプルで美しく、等身大のブランドコンサルティングをしていきたいと考えています。