ヨーグルトのふたを 開けやすくする デザインプロジェクト
「金沢北陵高校の生徒さんと一緒にがん経験者だってヨーグルトの蓋が開けにくいんだ問題をなんとかしよう!プロジェクト」というテーマで参画させていただきました。石川県がん安心生活サポートハウス つどい場はなうめの木村さん、ホリ乳業の下村さん、金沢北陵高校の道端さんが企画され、弊社はデザインの見地で参加させていただきました。
第1回ミーティング 5月31日(火)14:00~15:00
「指先に力が入らないんだもん」「抗がん剤で指が痺れてるんだよね」「ホルモン治療で関節が痛くて」がんを経験した方で、そんな風に感じたことがある方とヨーグルトの蓋を開けやすくする道具やデザインを検討しました。
今や二人に一人ががんを経験すると言われる現代において、食品を食べやすくすることは患者さんに関わらすお年寄りや子どもにとっても重要な課題。とくにがん患者さんは抗がん剤治療で握力が1/2以下になることも多くヨーグルトの蓋を開けられないそうです。またペットボトルも開けられません。そのような課題をメーカーの立場や生活者の立場から歩みよりができないか模索します。
☆この事業は、石川県立金沢北陵高校の専門高校等による産学連携人材育成事業「生活を豊かにするための福祉用具開発プロジェクト」として行うものです。
【連携機関】
(株)ホリ乳業、ヨシタデザインプランニング、石川県がん安心生活サポートハウス、石川県リハビリテーションセンター、金沢福祉用具プラザなど
デザインロゴはデザインとがん患者さんの歩みよりを表現しています。