課題(Background)
がんを経験した方やそのご家族は、治療だけでなく、
気持ちの整理や生活・将来への不安など、言葉にしづらい多くの課題を抱えています。
「石川県がん安心生活サポートハウス つどい場・はなうめ」では、そうした想いを安心して共有し、自分自身と向き合うための“きっかけ”となるツールが求められていました。
設計(Planning)
看護師・ソーシャルワーカー・社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーなど、いのちをめぐる現場を知る専門職の知見をもとに、「今の自分の生き方を静かに確認できる仕組み」として「“わたし”ファイル」が構想されました。
利用者さんや学生さんの声を取り入れながら、日常のささいな出来事や大切な想いを無理なく言葉にできる構成が設計されています。
方針(Policy)
このプロジェクトでは、
「前向きにならなければいけない」「頑張らなければならない」
というメッセージを押しつけないことを重視しました。
・好きなカフェで飲むコーヒー
・心が落ち着く音楽
・自分が安心できる場所や時間
そうした小さな喜びや記憶をカードに書き留め、ファイルしていくことで、
自分自身を大切にする時間をそっと支えることを目指しています。
ブランディング/デザイン(Branding)
弊社では、プロジェクトメンバーの想いや利用者さんの声を丁寧に汲み取り、
記入用紙やファイルのデザインをサポートしました。
医療的・支援的になりすぎず、
「自分のための宝箱」のように感じられること。
手に取ったときに、少し気持ちがやわらぐこと。
「“わたし”ファイル」は、
大切な想いと情報が静かに積み重なっていく、自身の人生を見つめるためのファイルとして形づくられています。
特設WEBサイト
ワークショップの開催や、ファイルのダウンロードで多くの方が体験できるよう活動を進める予定です。
はなうめ「“わたし”ファイル」制作委員会
石川県がん安心生活サポートハウス がんサロンつどい場はなうめ
ホームページ https://saiseikaikanazawa.jp/hanaume/











