三代目さん

この仕事をしていると、会社がお祖父さんから、お父さんへ、そしてその息子さんへと三代目に次第に経営が移ることに遭遇します。

三代目さん、つまり現在20代から40代の若手の方が、現在の経営スタイルやその顧客を次いでいくのですが、非常に危機意識を持っていることが多いです。昔みたいにそのまま会社を継いで安泰なことはありません。

今のままでは、続かない。そう漠然とした意識を持たれています。

その原因は、環境変化の速さです。ネットや海外や法律や志向の変化など、普通に一ヶ月で世の中が一変する可能性もあります。

大きな会社ほど、安定感があり、まるで豪華客船に乗っているように社員も安心してしまい、向かっている方向すら見失うかもしれません。

でもやはり世の中は荒波で、いざとなったら、小さい小舟に乗り換えたり、筏に乗っても生きる道を模索せねばならないのだと思います。

でも、三代目さんが、その危機意識を持ち、新しい取り組みをする意識を持っているときに、清々しさを感じます。老兵は去ると言ったものですが、地層を積み重ねるように感性や経営感覚は刷新していかねばならないと思います。

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