新海塩産業 SHINKAI SALT
石川県能登半島の珠洲に位置する新海塩産業様の塩の海外ブランド開発を行いました。日本海の海水から流下式塩田法とよばれる精製方法で作られます。海外では競合する塩ブランドもあり、海外の方のヒアリングやデザインの独自性を比較検討しシンプルで再現性のあるデザインとしました。パッケージもブランドマークを配置し商品バリエーションを展開するフォーマットを開発し運用効果の高いものとしています。プロモーションに関しては、英語のWEBサイトや動画を作成し海外展示会とのビジュアル統合を行いました。https://shinkai-salt.com/
地域資源を活かす情報設計とブランド表現支援
背景と課題
新海塩産業は、北陸を代表する地域資源である「塩」を扱う伝統ある企業です。しかし、地域資源としての価値が高いにもかかわらず、
- 地域外の人にとってその魅力が分かりにくい
- 製品特性・用途・歴史が伝わりにくい
- ブランドとしての訴求力が弱い
という課題がありました。
これにより、
「どのように伝えるべきか」「誰に伝えるべきか」という情報設計が十分に整理されていない状態になっていました。
設計・戦略(何を伝えるかを整理)
本プロジェクトでは、
地域資源としての塩の価値を言語化し、伝わる形で整理することを軸に設計を行いました。
設計のポイントは以下の通りです。
- 価値軸の整理
地域資源としての歴史、原材料・製法、地域文化とのつながり - ターゲットの明確化
地域住民/観光客/料理人/ギフト用途の消費者 - 伝える内容の階層化
→ 何から伝えるべきか/理解の段階に応じた情報構造 - 行動へつながる導線設計
→ 体験、購入、ブランド理解まで含めた動線
この設計により、単なる制作ではなく、
**「何を伝えるべきか」「どう伝えるべきか」**という戦略設計を行いました。
実装・表現設計
情報設計をもとに、Webサイト・資料・ブランド表現コンテンツを整えました。
主な実装ポイント:
- 価値訴求のトップ構成
一目で「何がこの塩の魅力か」が分かる導線 - ストーリー表現
伝統・製法・地域文化を繋げる言葉とビジュアル - ターゲット別導線
→ 料理目的の方/体験目的の方/ギフト用途の方それぞれへの誘導 - 購入・行動につなげる表現
→ 購入導線・問い合わせ導線の強化
このように、情報の背後にある価値を整理し、
それを自然に理解・体験につなげる構造として実装しました。
期待される効果
今回の取り組みにより、
- 地域内外の認知が高まり、地域資源としての価値を再発見できる
- 情報が整理され、ユーザーの目的に応じた行動につながる
- ブランドとしての理解が深まり、購入・体験・紹介へと導かれる
といった効果が見込まれます。
単なる見た目の刷新ではなく、
価値と行動をつなぐ情報設計としての活性化支援です。
戦略的ポイント(価値可視化)
この事例では、
✔ 地域資源の価値を言語化する設計
✔ 観光・消費行動に結びつける導線
✔ ターゲットに応じたコンテンツ構造
という3つを軸にプロジェクトを進めました。

●WEBサイト
●リーフレット

●パッケージ


●動画
●展示会ツール


